第24回本公演『プルーフ/証明』

作:デヴィッド・オーバーン 翻訳・演出:谷賢一
2022/3/2(水)~3/13(日)@王子小劇場(配信あり)

あらすじ

シカゴ、冬。天才数学者・ロバートは103冊のノートを遺して世を去った。家に引きこもり人を寄せ付けようとしない次女キャサリンと、ロバートの研究を引き継ごうと家を訪れる青年ハル、キャサリンの身を案じる長女クレア。3人はやがて1冊の「証明」が書かれたノートを発見する。「数学の歴史が始まって以来、あらゆる数学者たちがずっと証明しようとしてきた」「おそらく不可能だろうと思われていた」証明。ロバート最後の偉業と思われるその「証明」について、キャサリンが驚愕の事実を打ち明ける。この証明は……。

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演出家コメント──「会話劇の最高峰を創る」

『プルーフ/証明』は2000年にオフ・ブロードウェイで初演された後、圧倒的な観客の支持を得てオン・ブロードウェイに進出。トニー賞とピューリッツァー賞に同時に輝き、その後も世界各地で上演され続けているアメリカ現代劇の最高傑作の一つです。私の出世作でもあり、劇団としては8年ぶりの上演となります。

今回は広くオーディションを行い、500名近い候補者の中から9名の若手キャストが勝ち残りました。全く無名の新人から新劇や小劇場の有名・老舗カンパニーで活躍する中堅どころまで幅広い俳優が集まり、さながら演劇の天下一武道会、演劇スーパーロボット大戦のような様相です。今回は特に「俳優」およびその「成長」にフォーカスを当て、彼らがどのように演技/演劇を考えているのか、どうテキストと向き合い、変化や成長をしていくのか、創作のプロセスや俳優の仕事を見つめる公演にしたいと考えています。全く新人の徒手空拳、老舗・中堅の技や味、毛色も個性も全く違う俳優たちが「会話」で切り結ぶ様は、想像するだけで演劇的にエキサイティングです。

このメンバーで会話劇の最高峰を創ることを目指し、8年ぶりに『プルーフ/証明』に挑みます。コロナで一度奪われた演劇の夢を取り戻すために、俳優の力を、会話劇の力を信じたいと思います。俳優の力だけによって紡がれる会話劇は、最もミニマルな演劇形態の一つでありながら、最も大きな奇跡を起こせる演劇の究極の形の一つです。是非劇場でご覧下さい。(翻訳・演出:谷賢一)

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キャスト

阿久津京介、伊藤麗、大内彩加 * 、大塚由祈子(アマヤドリ)、大原研二 * 、柴田美波(文学座)、竪山隼太、中田顕史郎、古屋隆太(青年団)、水口早香、原田樹里(キャラメルボックス)、宮地洸成*

(3チーム/3バージョン同時上演。*は劇団DULL-COLORED POP所属)

出演者コメント

阿久津京介:この度『プルーフ/証明』に出演させていただく運びとなりました、阿久津京介です。世界中で幾度も上演され、「会話劇の最高峰」とも称される今作。公演を終えた後、どんな景色が待っているのか、今から楽しみです。何卒。

伊藤麗: 憧れの谷賢一さん演出の舞台に出演させていただけることを大変嬉しく思います。どんな冒険になるのか楽しみで仕方がありません。とにかく、作品と役に対して誠実に、大胆に飛び込んでいく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

大内彩加:劇団員だから選ばれた訳ではありません。私もオーディションで選ばれました。そんな実力主義な劇団だからこそ私はこの劇団が好きで、この時の為に頑張ってきたのかもしれません。最後まで見届けてください。

大塚由祈子: 憧れの戯曲に心強い仲間たちと臨めること、有難きシアワセです。創作のプロセスの一瞬一瞬を楽しみながら、深く深く物語の世界に潜り込めるよう、持てる全てを携え出陣します。我々の七変化っぷり、乞うご期待です。

大原研二: 大好きな戯曲の一つにようやく挑戦できる喜びと共に、このメンバーで会話劇というリングで裸で殴り合うことを思うと震えます。創作から本番まで全てが楽しみ。どうぞリングサイドで観客あるいはセコンドとして、俳優の闘いに参加してください。

柴田美波: 俳優の力量がこれでもかと試される戯曲。喜びと恐怖を噛み締めながら、魅力的な共演者、スタッフ陣と全身全霊で挑みたいと思います。皆と一緒にどこまでいけるか、今から楽しみです。

竪山隼太: 4人芝居から4人芝居へ。会話劇の楽しさ、難しさ、おもしろさを痛感している日々です。谷さんとオーディションで選ばれた僕らと制作、スタッフの皆さんで作る解が、本番でお客様に証明されますように。

中田顕史郎: おそらく人生で谷くんとやる最後の「プルーフ」になるのではないだろうか。書いているだけで、怖しい気分だ。ロバートより年齢が上になってしまった。しかもしばらく前に。やっと2幕1場をのぞきこめるような気がするのだけれど、今度は1幕についていけるんだろうか。そして2幕4場はどこまでも遠い。また機会が巡ってきたことに感謝し、全力を尽くします。ありがとう。

古屋隆太: 戯曲を前にして、夜の海に泳ぎ出せと言われているような怖さを正直感じておりますが、一人じゃないのが会話劇のいいところ。仲間(まだ組み合わせはわからないのですが)と一緒に怯まず思い切り挑戦します!

水口早香: 参加できることをとても光栄に思います。誤魔化しの通用しない戯曲と空間で、思い切り演劇を楽しみたいです。皆さんと良い時間が過ごせますように。

原田樹里: 『プルーフ/証明』は憧れの作品でした。この作品を力強いメンバーで挑めることに高揚し震えています。演劇の力を信じて、真正面からぶつかっていきたいです。どうぞご期待ください。

宮地洸成: 良くも悪くも俳優次第な会話劇。面白さは人それぞれとは言いますが、それでも、ここで面白いもん創れなかったら俳優辞める覚悟です。

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タイムテーブル

2022/3/2(水)~3/13(日)@王子小劇場(配信あり)
詳細は近日中に発表予定

会場:王子小劇場

〒114-0002 東京都北区王子1-14-4 地下1F
楽屋直通電話 03-3911-8142(公演期間中のみの対応)

王子駅より徒歩5分。 JR京浜東北線は「北口」、東京メトロ南北線は「4番出口」から北本通りを直進。

チケット/ご予約

一般・前売:3,500円 学生・前売:2,500円

高校生以下・前売:1,000円(いずれも枚数限定)
ギフトチケット導入予定

  • 整理番号つき自由席を予定。若い番号をご希望の方は、クラウドファンディング先行予約をご利用下さい。
  • 特別先行予約 2/1(火)〜2/6(日)23:59(クラウドファンディング支援者限定)
    一般発売開始 2/7(月)10:00〜

配信 3,500円(ご予約方法などは後日ご案内致します)

ギフトチケットはじめました

舞台芸術の公演のチケットを大切な方にプレゼントしませんか? 先に必要な枚数だけ購入してプレゼントし、贈られた相手があとから日時指定できるチケットです。ギフトチケットをきっかけにより多くの人に足を運んでもらえたら嬉しいです。

  • 対象公演・お申し込み方法などは後日お知らせ致します。

【参考】舞台芸術ギフト化計画 http://fringe.jp/gift/

スタッフ

翻訳・演出:谷賢一(DULL-COLORED POP) 演出助手:池内風(かわいいコンビニ店員飯田さん) 照明:松本大介(松本デザイン室) 音響協力:佐藤こうじ(Sugar Sound) 配信監督:高畑 陸(シル/CHARA DE) 写真撮影:恵比寿亮(MATATU) 制作:合同会社DULL-COLORED POP、倉橋愛実

PROOF was originally produced by the Manhattan Theatre Club on May 23, 2000. Subsequently produced on Broadway by Manhattan Theatre Club (Lynne Meadow, Artistic Director; Barry Grove, Executive Producer), Roger Berlind, Carole Shorenstein Hays, Jujamcyn Theatres, Ostar Enterprises, Inc., Daryl Roth and Stuart Thompson on October 24, 2000 at the Walter Kerr Theatre.

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プリプロダクション公演

創作過程を観客と共有し、俳優の変化・成長を見つめるために、公演前に経過報告として以下の試演会=プリプロダクション公演を行います。チーム分け・ご予約方法は後日発表致しますのでお待ち下さい。配信も対応予定です。

初読みリーディング公演

稽古が本格開始する直前、演出が加わる前の「素の」状態の読み合わせを体験して頂けます。ここから稽古でどう変化するか、本番と比較してお楽しみ下さい。

1/30(日) 11:00~A、15:00~B、19:00~C

料金:1000円、定員20名(予定)
会場:STUDIO MATATU(東京都千代田区神田美土代町11-6 トーエイハウスB1)

プレ公演(公開通し稽古&ダメ出し・返し)

本番直前の通し稽古とその後のダメ出し・返し稽古の様子をご覧頂けます。追い込み直前、照明や衣装のない分、「演技」に集中してご覧頂けます。

2/19(土) 11:00~A、15;00~B、19:00~C ※1幕を上演
2/20(日) 11:00~A、15;00~B、19:00~C ※1幕を上演
2/26(土) 11:00~A、15;00~B、19:00~C ※2幕を上演
2/27(日) 11:00~A、15;00~B、19:00~C ※2幕を上演

料金:1500円、定員20名(予定)
会場:王子スタジオ1(東京都北区王子2-30-5)

本公演は、アートにエールを!東京プロジェクト(ステージ型)の支援を受け、実施しています。

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クラウドファンディング「創作・変化・成長を見つめる」

本公演は俳優の変化と成長にフォーカスをあて、創作プロセス自体も一つの作品として観客と共有していきます。ご賛同・ご協力頂ける方や、創作プロセスを共有・見学してみたい方はクラウドファンディングにご参加下さい。俳優がどのように役を作り上げていくのか「成長を見つめる」コースや、気になる出演者の「応援コース」など様々なリターンを用意しています。

クラウドファンディング開始初日のスクリーンショット

集められた資金は公演の質の向上に使う他、俳優へのギャランティーにあてられます。詳しくは上記クラウドファンディングサイトをご覧下さい!

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お問い合わせ

合同会社 DULL-COLORED POP
Tel: 050-5579-6089 Mail: info@dcpop.org Twitter: @dc_pop

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